「売る」というのは、
とても重要です。
本当に学校の教育に入れた方が良いと思うぐらい。
僕はいつ自分の専門分野が世の中から消えたとしても、
(たとえば急にインターネット業界が無くなっても)
生き残る自信があるのですが・・・・
それは「売る」事が出来るから。
正直いって、営業マンとしては、さほど大した事ありません。
でも、何も無いところから
「売る」商品を作りだして、
それに見合う価格とマーケットを見つけて、
「売る」事は出来ます。
これって大した事じゃないんですが、
経験があると、無いとでは大違いです。
そもそも売るというのは、
別に身構える必要なくて、
ただ「こんなのありますけど、どうですか?」
という程度のコミュニケーション。
でも、売る経験をすれば、
うざがられたり、避けられたりして、
人と険悪な関係になる事も経験します。
詐欺じゃない限り、
「売る」時は商品に対してかなり信頼している状態です。
だから気持ちは押し付けがましくいえば、
「あなたのためになるから」と思って薦めています。
それを分かってくれない事に苛立ちながらも、
経験をある一定以上すると、
「考えを無理やり押し付けている」自分に気づく。
「裸足にステータスを感じている人に無理やり靴を履かせようとしている」自分に気づく。
そのように客観的に見れば、
伝え方も変えるだろうし、
相手の考えも尊重するようになり、
無理やり売ろうともしなくなる。
世の中、完璧な人なんて一人もいないのに、
相手の考え方を簡単に完全否定する人が多いです。
そういう人は「売る」経験をした方が良い。