これ、中野区の税理士あおば会計のスタッフさんに
薦められて読んだのですが面白いです。
著者は社長だけではなく、
社員の方向けにも意識して書いた本だそうです。
中小企業は社長=会社。
その為、社長の性格がとても影響します。
その性格を
「目先没頭型」
「他者不信型」
「振り回し型」
「振り回され型」
「リスク回避型」
と5つに分類し、リアルな事例で説明してくれています。
「宮本さんは○○型だと思うんですよー」と言われて、
その型を意識して読みましたが、確かに。。。
事例に出てくる社長は僕なんかよりも、もっと立派ですけどね。
ただ全ての社長は、
どの型が当てはまるという固定ではなく、
全ての型を含んでいるんだろうな、とも思いました。
5つの事例の社長の陥ってしまっている状況が、
どれも他人事じゃない気がしましたし。。
本にも書いてありますが、
「欠点」は「長所」を含んでいるため、
局面によってはプラスにもマイナスにもなる。
だから直すというよりも、
自分の性格や社長の性格を把握して、
コントロールするべきなんでしょうね。
貴社の社長は何型でしょうか???
それにしても、
提案や説教、アドバイスは
口先だけでする人が多いですが、
この著者は、労力もいとわず、
相手に分かってもらう為に全力で
工夫しようとしているのが伝わります。
そうじゃなきゃ、個性的な社長を素直に行動させることはできないですよね。