テレアポをただの営業手段としてしか考えていない人はテレアポを軽視しがちです。
別にテレアポだけが必ず必要な手段とは言いませんが、中小企業にとっては、
とても大事なツールの一つだと思います。
そもそも、何故、営業会社では、未熟な新人にやらせるか。
何故、1時間の研修しかしなくて、いきなりテレアポをさせる会社があるのか。
それは、自分が売込もうとしている商品と市場を肌で感じれて新人教育に適している、というのも一つの理由だと思います。
新しい商材を売込む際にテレアポをすると、どう売込むと反応が良いか、とか、
この商品は別のニーズに適用できないか、など
マーケティングとして、とても貴重な情報が得られます。
そして、そこで得られた情報が元で商品改良やターゲット選定のヒントが得られるので、
テレマーケティングと呼ばれるジャンルも生まれました。
もちろん既存客でマーケティング調査するのも良いですが、少数の顧客で行っても偏った情報しか手に入りません。数万単位の顧客を抱える大企業なら別ですが、中小企業にとってテレアポはとても重要な役目を果たします。
売れないかな?と決めつけるのは、最低でも100件以上のキーマンと話せてからが良いと思います。テレアポに慣れていない方は、大抵、『売れるイメージ』が無く、テレアポするので、まず売れません。
そうなると、キーマンどころか受付嬢10人に断られた時点で『こんな売れない商材じゃダメだ』『今の時代には合わない』『この地域には合わない』などと判断しがち。
売れないと決め付ける時は『どうしたら売れるか』『他の何なら売れるか』が具体的な代案が見えてきた時。
もし、電話とノートPCで売上を0円から作ろうとするのなら、とにかく電話して、客先との会話を楽しむぐらいでなきゃ。力を抜くと、電話の向こうには意外と貴重な情報が転がってるのに気付くはずです。