前回のマーケティング話しの続き・・・・
マーケティングは、
買い手を意識して売る事になります。
相手の価値観を無視して、
無理やり売るのではなく、
買い手が自らの意思で買うようにする。
大事なのは、
買いたいと思う場に店を開いていなくてはならない事。
買いたいと思う時に売っている自分に気付いてもらわないといけない事。
電話営業や訪問営業も
マーケティングに分類される理由は、
無理やり売るんじゃなく、
必要になった時に思い出してもらう為にもアプローチし続ける点。
お客さんとのコミュニケーションから聞いた内容は、
次の商品開発や、販売商品の選定に役立ちますしね。
ここを、上司が
「なんでお前は売れないんだ」
「売れない理由が分からない」
「お前にタダ飯食わす為に雇ってるんじゃない」
なんてプレッシャー掛けようものなら、
いくら会社がマーケティングを謳っていようが、
それは、ただの押し売り業者。
もはやマーケターじゃなく、
マーケットデストロイヤーですね(笑)
荒らされた後の営業活動は本当にしんどいんでね。
買えばOK
買わなきゃ嫌われても知らない、
というような会社は本当に勘弁です。
営業マンよりも彼らを指導する上司に問題アリですね。
無理強いして売らなきゃならない商材というのは、
既に飽和状態の商品か、
世の中が求めていない商品。
3年前などの良き時代を引きずって、
まだ売れるはずだ。
というのは、もはや経営陣の怠慢。
どんな営業マンでも売れる商品、商材、
セールスポイント、ターゲットを考えるのが
社内のマーケティングや経営に携わる者の仕事でもあります。
そこをしっかりやらずに、
部下に対して偉そうな事はいえないですよね。。
とはいえ、
移り変わりの激しい消費者ニーズ。
経営資源の少ない
中小企業のマーケティングは本当に大変です。
急成長企業の経営陣の凄さは
どんな営業マンでも、
それなりに売れるシステムを作り上げている点です。
既にマーケットを切り開いて、支配している。
上場会社は、
圧倒的に支配しているマーケットを最低一つは生み出しており、
そのマーケットを工夫して維持し続けています。