人口知能(AI)をTensorFlowでテスト開発してみて。

コラム

今年の4月にご依頼があり、6月~3か月間、

人工知能(AI)のテスト開発を行いました。

使ったツールはGoogleのTensorFlowです。

 

ただのWEB制作屋の弊社で、

初めて先進技術をもちいた研究開発案件を受注し、

ある程度結果も出せて、

改めて技術の楽しさ、進歩の嬉しさを感じれました。

機会を頂いた全ての方に、ここで感謝の意を表したいと思います。

 

ただ、そもそも人口知能(AI)という言葉が独り歩きしており、

情報も少なく、最初はAIの概念について理解するだけでも時間が掛かりました。

※エンジニアはさすがにすぐ理解してましたのでご安心を^^;

 

まずは、ご依頼先へのプレゼンで、

AI(人工知能)に関する考え方や研究開発方法について

自分の方で最初に説明させて頂きましたが、その冒頭4ページだけ公開します。

 

 

 

そんなの知っているよ、というぐらいちょっとした内容ですが、

まだまだ発展途上の技術のせいか、間違いのない難しい説明ばかりで、

自分は、こういったざっくりした説明は見つけられませんでした。

技術サイドでない方に説明するアプローチとして少しは参考になるのではと思います。

 

人口知能とは結局のところ、まだ完成しておらず、定義が曖昧です。

 

そのせいで、AIとか人工知能とか、商品名に使いたい放題で

マーケティング業界でもよく見かけるAIは

見方によれば人工知能とは言えないかもしれません。

 

大抵のAIと呼ばれている実用品は自動化に近い、人間の単純作業を手伝ってくれる機能です。

それをAIと呼んでしまうのを恥ずかしいと考えれば人工知能を謳わないし、

売り込みやすいからとAIを冠するのも今は自由な感じがします。

 

では、AI開発が目指す領域とは?という話しなのですが、

人間のように考えて、人間のように何かを生み出す のが目指す領域です。

仕事を与えるのではなく、自ら仕事を作りだす領域です。

 

では、そのようになる為の手段は?ですが、

現在は「学習」させるという手段が選ばれています。

人間と異なり、一気に詰め込む事ができますが、

基本は学校教育のように教材(データ)で学びます。

 

2016年3月下旬にTay(https://twitter.com/tayandyou)という人口知能のTwitterボットが登場しましたが、

Twitter上で学習していくため、人間の悪ふざけTweetの影響で問題発言を連発するようになり、

すぐ(記憶では1日ぐらい)に非公開になって、半年経過した今も非公開です。

参考:http://gigazine.net/news/20160329-reason-microsoft-tay-crazy/

 

答えを人が望むようにコントロールできるAIは独自に考えているとはいえませんが、

Tay(テイ)のように、極端にAIらしく作ると暴走してしまうのかもしれません。

 

今回、開発内容の一つは公開できないのですが、

もう一つテスト開発したのは会話AIです。

プレゼン用のお遊びで開発したものでしたが、

これもなかなか楽しめました。

 

22万の会話のやりとりを学習させ、

こちらからの呼びかけ(おはよう!元気?など)に対し、

まともな回答が得られるかという実験でした。

 

最初は「あああああ」となったり、空欄だったのですが、

同じデータを繰り返し学習させて、5万Stepぐらい回すと、

ある程度会話になるようになりました。

 

3か月という短い期間でしたが、

やはり新しい技術の挑戦は面白いです。

営業畑であまり感じた事のない貴重な経験ができた事にただただ感謝です。

 

 

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