これまで数百のホームページを手掛ける中で、
様々な商売人を見てきました。
商売を自分で始める人は
豪快な人もいれば繊細な人もいて多様ですが、
共通して感じるのはよく言えば未来思考の前向きで、
悪く言えば、飽きっぽい。
飽きっぽいから朝言った事が夜には180度変わる、
いわゆる朝令暮改が起きて
現場を混乱させる事もあります。
でも、飽きっぽいから、
お金儲けに貪欲な人も、
ある程度生き延びると
「誰かの役に立つために」に動き始める。
自分も感じるのは、
「誰かの役に立つために」動くと
飽きにくい状況が連続して起きやすい。
比較的、他人から感謝されるというのは刺激があるんですよね。
だから、事業者の皆さんは、
「誰かの役に立っている事」で
自分を楽しませてるように見えます。
もちろん、
本当に役立っているかというかは別だけど(笑)
働き方には二種類ありますが、
一つは、
時間給や月給、年俸という
時間枠で自分を売るパターン
もう一つは、
自分のアイデアを
お金に換えるパターン
前者は残業代も出ますが(出ない所もありますがマイナスはない)、
後者は12時間働いても一銭も貰えない事が基本だし、
自腹で交通費とか払ってマイナスになる事もある。
後者は「役立った」事がダイレクトに収入に換わる。
だから、生涯一度や二度、
自分のアイデアだけで食ってく期間は持った方が良いと
日頃考えています。
みんなが後者をやったら経済は成り立ちませんが、
経験するとしないとでは大違い。
学生の時期は最適で、
バイトするよりも
そういう稼ぎ方を経験すると凄く視野は広がると思います。
遊び場が町内だったのが、区内、都内と広がるぐらい。
おもしろきこともなき世におもしろく。
ほんとそう思います。