WEB制作でとにかく注意したいのは、
読み手が迷わない事。
読み手が迷う一つのケースは、
せっかく興味を持っているのに、
どのようにホームページの主にアクションすれば良いのか分からない状況。
営業マンが、せっかくクロージングのタイミングなのに、
申込書を全然出そうとしないような状況で、お客さんも歯がゆいです。
例えば、「無料体験会」にまず参加してもらいたいのに、
気付くか気付かないかの一文で「無料で体験会やってます」だけあり、
お問い合わせフォームでは無表記で、ただフリー記入欄があるだけなど。
こういうケースでは、
「無料体験会に参加する」というラジオボタンを設けるだけで
参加者が増えたなんて事はあるんです。
このブログで取り上げるほどじゃない当たり前の話しなんですが、
こういう当たり前の部分ができていないサイトは結構あります。
WEBサイトは表現を少し積極的にしただけで反響が変わるという事があるので、
弊社では、見栄えだけのデザインよりも、レイアウトや内容を重視しています。
その為、「とりあえずデザイン案ちょうだい。」と言われたのに、
バンバンお客様に質問して、宿題を課して、
デザイン案に行くまでに3か月掛かる事も少なくありません。
どんな内容を載せるか決めて、
こういう内容だから、目指すゴールが明確になり、
ゴールが明確だから、ページ構成も決めやすくなる。
散らばったページを効率よく徘徊してもらうために
INDEXとなるHOMEページのレイアウトが決まる。
デザインは設計図なので、
レイアウトが決まってからデザイン案を作成する。
というような流れが今のところ良いホームページを作る流れだと考えています。
最初から制作資料が整っていれば、すぐにデザイン案になりますが、
そういう場合はなかなかレアケースです。
デザイン案を最初から作った方が
確かにお客さんも社内への報告が楽だと思いますので、
素材が途中の状態でもデザイン案を作る事もありますが、
担当者様が真剣に良いホームページ作りたいなら、
真剣に素材の準備も行って頂く必要があります。