商売をする時に値段設定を考えると、結局、手間が掛かるお客様には高く、手間が少ないお客様には安く、長期的に付き合ってもらえるお客様には安く、単発でしか付き合えないお客様には高く、そんな値段にしたいという考えは皆さん必ず生まれますよね。
ホームページ上に載せる情報というのは、無差別に公開する事になります。安値で公開すれば、高値のサービスを求めるお客様を排除しますし、高値で公開してしまうと安くても利益が生まれるお客様を排除してしまいます。
さらにホームページというのは、ターゲット層へのラブレターです。
価格だけでなく掲載文章の中にもそういったターゲットを選定してしまう効果があります。商売をすれば必ずターゲットを選定するべきですが、どのターゲットも一長一短。「隣の芝生は青い」的に排除するはずの層が魅力的に見えて来る場合あります。
そこで、いきなり軌道修正すると、どうなるか?ホームページは、どっちつかずの内容になり、新たに取り込もうと思ったターゲット層には響かず、今まで響いていたターゲット層までもが離れていく内容に。
ホームページ作りをする際は、意識的に、どの層をターゲットとするかはっきりしてから作りましょう。どれもこれも取れません。しかも、そのターゲット層は、インターネットで貴社を選びますか?競合を選ぶような層をターゲットとしてませんか?