かつて織田信長は「楽市楽座」という
画期的な経済政策を行いました。
要は既得権益をぶち壊す政策で、
当時は見てないので分かりませんが、
当時の成功法則から外れた統治方法だったと思います。
「あーあ、信長は馬鹿だな、終わったな」
当時の経済学者は思ったのではないでしょうか?
けれども歴史を振り返れば分かるように
一気に統治下の経済を活性化させました。
世界に誇る農業技術を持つ日本ですが、
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に加盟したら、
農家は「こんなんじゃ食っていけないよ」と騒ぎます。
自給率が下がるではないか?
自国で食料を生産できなければヤバイじゃないか?
と。
でも、今は県をまたぐのでさえ1日掛かる事もあった楽市楽座の頃と比べ
地球の裏側でさえ1日で輸送できるインフラがあります。
餓死しない程度に何かしらの食料輸入は出来るはず。
今だに世界的に見ても大きいマーケットを持つ日本です。
食料輸入の歩が悪くなれば、
再び起業のトレンドが農業になるでしょうし。
もし、マッドマックスや北斗の拳のような世界になって
今のようなインフラが破壊されつくし、
自給出来ない事がいよいよヤバくなったら?
そんな状態になっていたら、
日本国内でも分裂しているでしょ?
自給率を確保していたって、
おそらく農業者との人脈が無い僕だったら全くもって意味が無い。
治安どころの騒ぎじゃなくなっている、そんな時代だったら、
商社に食料を全て抑えられて暴利を付けて売られるのは目に見えてます。
僕も詳しくないですが、
日本の農業技術は世界でも有数の技術があると思います。
また、良い水があるのも特徴で作物の美味しさも定評があるはず。
世界マーケットに打って出るしかなくなれば、
かえって何かチャンスが生まれるかもしれない。
安易な考えかもしれませんが
関税は多少は必要だとしても、
競争力のある商品の流入を防ぐ為に
関税を設けるのは時代を逆行していると感じます。
IT業界なんて、
簡単に参入できる業界だから競争が本当に激しい。
数十万円かけて開発したシステムが、
他の会社で無料に近い金額で売り出されてたりもする。
でも、だからこそ
力のある会社も生まれる。
本物の会社だけ残っていく。
今こそ「楽市楽座」を!