昔読んだ本「金持ち父さん貧乏父さん」で
印象深かった話しの一つ。
不動産を資産として○○億とする人もいるけど、
その額面に値する資産だったかどうかは売れるまで分からない。
でも、国は売れるか分からない額で税金を計算し取り立てる。
ざっくりとしてますが、要はそんな事が書いてありました。
年始のテレビ番組でお宝を鑑定する番組を見て、
この話しを思い出しました。
営業マンやっていれば肌で経験できる
「あたりまえの話し」だけど、
買い手がいない時に決めた価格なんて何の意味もない。
でも、割と「お金」に支配されている現代は、
これは○○円です!というと、
多くの人は、その価格に見合う商品だと感じるんです。
自分はその価格で買わないくせに、
その価格で買うのが当たり前と信じてしまう。
鑑定番組では、
○○万円と言われて
会場が盛り上がる様がたくさん映されますが、
不確定な事が3つ
- 実際にその価格で買ってくれる人がいるか分からない
- その鑑定は、売ろうとした時も同じ価格かわからない
- 買ってくれても、その人を探す為の経費がどれだけ掛かるか分からない
まあ、自分で買い手を探すとすれば大変です。
冷静さを失うと正規の価格で買ってくれる人を見つける前に、
10分の1の価格で買いたたかれるかもしれません。
実際、フリマで1000円で売れるような服が、
リサイクルショップに持っていくと100円とかだったりしますもんね。
ボッタクリのような価格差ですが、
900円ぐらいの差であれば、
自分で買い手探した時の時給と比較して、
リサイクルショップの方がメリットあります。
でも、数十万円、数百万円のもので、
この差がついたら辛すぎますよね。
そんな中、今はWEBで情報が集められます。
ネットオークションみたいなものがあるから、
900円の小さな損も防げて売れたりしますよね。
いやー、良い時代です^^