先週だったかな?
テレビで「小室さん」が、
詐欺事件の真相や心理を激白していました。
その中で、何でそんな大金使ったんですか?というみのさんに、
「いやあ、色々プレゼンされちゃって、断れ切れず・・・」
といった本音をチラッと言ってました。
富と名声を得た人には、
個人情報保護なんてありません。
数多くの営業のスペシャリスト達が
群がるのは必然で想像しやすい。
「アジアの音楽をレベルアップさせましょう!」
「あなたしかできない!」
という夢をくすぐる熱い売り込み
「貯金こそリスクです!」
というリスクヘッジ的な売り込み
「こうすると、よりイメージアップですよ!」
と、髪型や服装、整形などを薦めたり、と。
色んな種類の営業があるのでしょうね。
騙された方も悪い、という言葉もありますが、
騙されないための教育なんてされてないじゃないか?
と思います。
僕は、みんな新規開拓営業を1年は経験するべきだ、
と日頃感じていますが、
それは、売り込みが殺到した時に、
かわす方法を学ぶのに有効だと思うからです。
「売り込む」人の心理や狙いを理解するには、
「売り込み」を経験しなきゃ、当然分かりません。
営業なんてシャットアウトすれば良い、
と思うかもしれませんが、
シャットアウトできない状況で
上手に売り込まれたら無防備です。
一番スマートな「断る」方法は、
売り込んでいる相手を納得させる事。
それには、やはり「営業力」が必要ですからね。
体力と時間を浪費するから、
普段はシャットアウトで良いと思いますが、
いざという時の護身術として、
「営業」は学んでおいた方が良いと思います。