TBSの番組で「お金儲けの話をしよう!金儲けは正義だ!SP」というのを見たのですが、
高校一年生社長が19歳で上場して若者に夢を与えるんだ、という発言していたのが印象的でした。
追記:「鷹の爪団」などの映像コンテンツ制作会社の令嬢だそうでした。
商品を買うお客さんとか投資してくれる人そっちのけの感じで
正直おいおい、と現実的な意見を言いたくなってしまうけど、
会社を上場させた事が無い時点で、ボクには、このコを否定できないんですよね。。。
上場というと、
キャピタルゲインで数億円から、凄いと数百億円の資産が一夜にして得るようなイメージがあります。
でも、
自分で商売してみて分かったのが、
上場できるというのは、もっと成長できるという期待があるからなんですよね。
資産を得たから上場後引退する経営者もいると思うのですが、
ビジネスを動かしている中心には、
こんな商品が世の中に広まったらどうなるんだろうか?という
ワクワク感というか、希望が生き残っている。
番組で、ネスレの日本社長や、やり手弁護士のプレゼンの中に
「金儲け=正義」という話しがありました。
尾木ママのコメントにも「最初は引く言葉だと思ったけど・・・」とあったように
「儲かる」という言葉を使うと引く人が多くて、
自分の会社のコンセプトの一部に使おうとしたら拒否反応を起こされた事もあります。
でも、5年以上、自力で切り開いて商売している人と話していると、
「儲かりそう」=「役立つ要素がある」
という共通認識が確かにあるんですよね。
番組の構成としては、
子供たちと、ビジネスの最前線にいる人達との間のギャップが開きすぎていたり、
プレゼンで決め台詞を言う時に音楽など過剰演出で雰囲気を作り出しているところなど、
違和感感じる点は多々ありましたが、
子供達が「儲ける」事を勉強する事は凄い重要だと思いました。
ボクの場合は、商売を始めた時というか、
初めて自分が決めた金額で商品を売り込んで
その価値に同意を得られて、
自分の口座に約束した金額が振り込まれた時は凄く感動的でした。
しかも、お客さんに喜ばれたので、
価格以上の価値をお客さんに与えられるレベルが高くなれば
自分は儲かる事に気付きました。
それ以来「儲かろうとする」事に後ろめたさはありません。
儲かっている人を見ると、
純粋にこの人は何の役に立ってるんだろうと興味を持ちます。
学生でも自分のアイデアで儲けられる機会の場を
大人たちがもう少し提供してもいいと思いますよね。
その経験してから就職活動すると、
雇用を生み出している大きな企業の商売に対する興味は
もの凄く強くなると思います。