革命家、テロリスト、マルキスト、社会主義者・・・・
20世紀のカリスマ、チェ・ゲバラ。
顔写真はあまりにも有名で、
名前は知らなくても見た事はあるはず。
グーグル画像検索
かのジョン・レノンに、
「あの(1960年)頃、 世界で一番かっこいい男がチェ・ゲバラだった」
と言わしめるほど、当時の若者に人気がありました。
いや、今でもロックバンド系の人達には人気があるんでしょうね。
それは、徹底した社会主義、労働主義を貫き、
キューバ、カストロ政権のナンバー2になった後も、
労働者と一緒に、畑を刈り、土木工事に携わり、質素な生活をし、
また、勉学に励み、様々な国へ外交、革命を働きかけ続けた・・・・
そんな、貧しい弱い者の味方のようで、
権力と戦って理想を追う姿が
リスペクトされる点なのでしょう。
しかしながら、
実際の彼の部下達による興味深い証言では、
「冷徹、尊大で、まるで我々の教師であるかのように振る舞う」
と評されるほど、反感を買っていたようです。
民衆からは尊敬され、
身近な部下からは疎まれる。
会社内でも、疎ましいとか、
面倒くさいと思われている人が、
お客にとっては信頼できる、好感持てる
担当だったりする事もあるんでしょうね。
人は距離感によって、
見え方が変わる極端な例なのかもしれません。
とはいえ、
未だに世界中で人々を魅了しているチェ・ゲバラ。
彼の映画が劇場公開予定です。
http://che.gyao.jp/